こんにちは、別府です。
それでは本日前場の市況解説をお届けします。
5月18日(金) 大引け (平均株価:8611.31 -265.28
TOPIX:725.54 -21.62)
18日東京株式市場で日経平均は大幅反落しました。
前日比265円28銭安と今年最大の下げ幅となりました。
約4カ月ぶりの安値水準まで値を切り下げています。
ギリシャやスペインなど南欧での信用不安や米景況感に対する
不透明感を背景に投資家の警戒感が高まり、円高進行とともに
株売りが強まりました。東証業種別株価指数では全33業種が
下落し全面安。TOPIXは今年大発会での寄り付き値737.52
ポイントを下回り、年初からの上昇分をすべて帳消しにしています。
東証1部騰落数は、値上がり186銘柄に対し、値下がり1443
銘柄、変わらずが 47銘柄。
投資家は警戒姿勢を一段と強めています。ギリシャでの混迷に加え、
スペインの大手銀行バンキアから預金流出との報道や、ムーディーズ
によるスペイン16行の格下げなどを背景に南欧での信用不安が
高まったほか、米国では5月のフィラデルフィア連銀業況指数が
予想外に悪化し米景況感に対する不透明感が強まりました。
外為市場での円高進行を受けて国内主力輸出株への売り圧力も増し、
東京市場は序盤から売り一色となりました。
円高や欧州問題を懸念した処分売りが先行。国内外の投資家の
ポジション調整はかなり進み、バリュエーション面でも日本株は
割安圏だが、外部要因の不透明感が強く、押し目買いに踏み切れ
ない状況です。 アジア株が軒並み大幅安となったことも投資家
心理を後退させ、日本株は後場一段安となりました。
韓国総合株価指数が3%超の下げとなったほか、香港ハンセン
指数中国上海総合株価指数などアジアの主要株価指数が急落。
特段売り材料が見当たらないなかでの下げで、ユーロも100円
割れが迫っており、円高懸念があるため、買いに動きにくい様子
です。
スペインの銀行格下げなどによりユーロ圏の不透明感が増した
ほか、ギリシャはデフォルトやユーロ離脱などの前に、資金繰り
が厳しくなった同国銀行による預金の引き出し凍結などが警戒
されており、パニック的な動きになるかならないかの分岐点に
差し掛かっている状況です。 東証1部の全銘柄の86%が下落
するで、自社株買いを買い手掛かりに光通信 や大阪製鉄が堅調
に推移しました。またローソンやサークルKサンクスが逆行高
になるなどコンビニ株が底堅い模様です。海外経済減速懸念と
円高で輸出株が敬遠される一方、ディフェンシブ・セクターの
一角が人気となっているほか、コンビニは外食産業やファスト
フードからシェアを奪っており、成長期待も強くなっています。
半面、コマツや日立建機、クボタなど機械株の下げが目立って
います。米建設機械大手キャタピラーが17日、4月の販売が
減速したことを明らかにしたことが嫌気されました。
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それでは、また来週。
5月18日(金) 大引け
5月18日(金) 前引け
こんにちは、別府です。
]それでは本日前場の市況解説をお届けします。
5月18日(金) 前引け (平均株価:8669.30 -207.29
TOPIX:729.06 -18.10)
]18日前場の東京株式市場で日経平均は急反落しました。
東証1部騰落数は、値上がり107銘柄に対し、値下がり1514銘柄、
変わらずが46銘柄。
前日比200円を超える下落となり、1月19日以来、約4カ月ぶりに
8700円を割り込みました。スペインの銀行が格下げされるなど、
ギリシャをめぐる欧州債務問題で再び不透明感が強まっているほか、
米景気減速への懸念も強まり、リスク回避の動きが継続しました。
外為市場でドル/円が79円台前半、ユーロ/円は100円台で
推移するなど円高が進展していることも嫌気され、輸出株を中心に
ほぼ全面安となりました。
円高や欧州問題を懸念した処分売りが先行しています。
国内外の投資家のポジション調整はかなり進み、バリュエーション面
でも日本株は割安圏だが、外部要因の不透明感が強く、押し目買いに
踏み切れない状況です。売りが売りを呼んでいるような状態で、
理屈で説明できるところを超えた下げ相場になっているものの、
昨日の後場に急速に戻したように、日経平均株価の水準は本来なら
自律反発の域にある状況です。
5月17日(木) 前引け
こんにちは、別府です。
それでは本日前場の市況解説をお届けします。
5月17日(木) 前引け (平均株価:8783.25 -17.92
TOPIX:737.38 -1.50)
17日前場の東京株式市場で日経平均は3日続落しました。
東証1部騰落数は、値上がり695銘柄に対し、値下がり805銘柄、
変わらずが169銘柄。
ただ一時プラス圏に浮上するなど底堅い展開となりました。ギリシャなど
ユーロ圏を中心とした外部環境の不透明感を背景にリスク回避の動きが
続いているものの、値ごろ感などから下値は限定的な様相です。
2012年1─3月期の実質国内総生産(GDP)が上振れしたことも
主力株への買い戻しを誘った模様です。
中小型株に関しては、ヘッジファンドなどの解約に絡んだ売りは
一段落しており、昨日あたりから業績好調な中小型株には個人が
買いを入れている様子です。予想を上回った1─3月期GDPや
それを受けた古川経財相のコメントなども下支え要因になっており、
22―23日の日銀金融政策決定会合での追加緩和期待も浮上しつつ
あります。
5月16日(水) 大引け
こんにちは、別府です。
それでは本日後場の市況解説をお届けします。
5月16日(水) 大引け (平均株価:8801.17 -99.57
TOPIX:738.88 -8.52)
16日東京株式市場で日経平均は続落しました。
ギリシャの再選挙が決定し、ユーロ圏に対する懸念の高まり
を背景に、前日の米国株が下落した流れを引き継ぎました。
リスク回避の動きで市場のエネルギーが細るなか、海外市場へ
の不安から先物にまとまった売りが出る度に下げ幅を拡大。
日経平均はローソク足チャートで13日連続の陰線となりました。
好決算を発表したみずほフィナンシャルグループなど銀行株の
一角への買いはあったものの、これまで値もちのよかった
サンリオやいすゞ自動車、セブン銀行といった銘柄に換金売りが
出たほか、香港ハンセン指数はじめアジア市場が軒並み下げる
など、投資家のセンチメントを冷やしました。
東証1部騰落数は値上がり325銘柄に対し、値下がり1260
銘柄、変わらずが83銘柄。
ギリシャの政局不安などを背景に米国株が下げた流れを引き継ぎ、
朝方の東京市場も売りが先行しました。寄り前に発表された3月
機械受注が前月比2.8%減となり、市場予想(前月比3.5%減)
を上回ったほか、前日に決算を発表したメガバンク3行が序盤は
しっかりと推移したことで日経平均は下げ渋り、8800円台後半
で推移しました。
しかし、日経平均先物に10時過ぎに1417枚、11時過ぎに
1716枚のまとまった売り物が出ると下げ幅を拡大。一時8800円
台前半まで下げました。後場寄りにも日経平均先物に1000枚を
超える売り物が出たことで、日経平均は一時、取引時間中で2月1日
以来となる8700円台を付けました。リスク回避の動きからエネルギー
が細っていることもあり、先物に影響されてしまう状況が続いています。
また、信用取引の追い証(追加証拠金の差し入れ義務)発生などで流動性の
低い中小型株が売られています。
ギリシャ問題について市場では、ギリシャのユーロ離脱を一部織り込み
始めており、支援する側の関係諸国が離脱させないような形で動き
だそうとしているものの、どう折り合いをつけるのかが分からず、
不透明感が買うに買えない状況にしています。再選挙をしたからと
いって、新政権がスムーズに成立するという保証はないうえ、
支援の条件に6月末までに13年から10年の歳出削減策を取りまとめる
ことになっているが、これが決められるのかという問題もあり、ギリシャ
問題の落としどころ次第では再び金融システム不安に陥る可能性もあり、
予断を許さない状況です。
業種別では東証33業種中上昇したのは、医薬品、海運、空運の3業種のみ。
最も下げ幅が大きかったのはトヨタ自動車やいすゞなどの輸送用機器でした。
中国経済の雲行きが怪しいとの見方も出てきており、コマツや日立建機など
の機械株も売られました。ただ、空気圧機器で国内シェア6割、世界シェア
3割のトップメーカーのSMCは、15日に発表した2013年3月期業績
予想で連結営業利益が6期ぶりに過去最高になる見通しが好感され、反発
しました。
企業業績については、回復基調にあり、売り込まれる状況にはなく、
ギリシャ問題に落ち着きが見られれば、中小型・新興市場の好業績銘柄
を中心に買われ、日経平均9000円台までは比較的早く戻す可能性が
高いとみられます。
需給要因で株価が下落して割安感が明確になった中小型株は、
中期的に高いリターンが期待できそうです。
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それでは、また明日。
5月16日(水) 前引け
こんにちは、別府です。
それでは本日前場の市況解説をお届けします。
5月16日(水) 前引け (平均株価:8820.79 -79.95
TOPIX:740.93 -6.47)
16日前場の東京株式市場で日経平均は続落しました。
東証1部騰落数は、値上がり430銘柄に対し、値下がり
1089銘柄、変わらずが136銘柄。
ギリシャの再選挙が決定し、ユーロ圏に対する懸念の高まり
を背景に前日の米国株が下落した流れを引き継ぎ、東京市場
も売りが先行。好決算を発表したみずほフィナンシャル
グループなどメガバンクへの買いや値ごろ感などが下支えと
なったものの、香港ハンセン指数の下げがきつく、日経平均
は下げ幅を拡大しました。
買い方の勢いが乏しいなかで先物主導の売りに押されている
模様です。
半面、東証2部総合指数やジャスダック指数など中小型株は
小幅高となっています。また、個人投資家の投げ売りが一巡
しアク抜け感が出ていることや、独仏首脳会談ではギリシャ
への対応について一応足並みが揃った格好であり、
不安感が増幅するような状況ではない模様です。
5月15日(火) 大引け
こんにちは、別府です。
それでは本日後場の市況解説をお届けします。
5月15日(火) 大引け
(平均株価:8900.74 -73.10 TOPIX:747.40 -9.28)
15日東京株式市場で日経平均は反落しました。
ギリシャ政局不安や米JPモルガンの巨額損失計上などを
背景とする世界的な株安連鎖が止まらず、幅広い銘柄に売り
が先行。信用取引の追い証(追加証拠金の差し入れ義務)
発生に伴う処分売りも出て日経平均は一時100円を超す
下げ幅となりました。
後場は日銀による指数連動型上場投資信託受益権(ETF)
買いの観測や自律反発狙いの買いなどで下げ渋ったものの、
投資家のリスク回避ムードは続き戻りの鈍い展開となりました。
東証1部騰落数は値上がり358銘柄に対し、値下がり
1237銘柄、変わらずが78銘柄。
底流として続く米中の景気減速懸念に欧州債務問題の蒸し返し
が加わり、さらにJPモルガンチェースの巨額損失が駄目押し
の形となり、投資家心理の悪化で、投げに近いポジション調整
売りが出ています。
総選挙後の政局混迷が続くギリシャでは、いまだに連立政権の
組閣ができず緊張が再び高まっています。金融市場はギリシャ
のユーロ圏離脱が現実となった場合の混乱を警戒している模様です。
一方、米JPモルガンチェースが巨額のトレーディング損失を出し、
一部の報道で損失がさらに膨らむとの懸念も浮上、投資家心理を
委縮させています。
信用取引の追い証(追加証拠金の差し入れ義務)発生に伴う処分
売りなどで、後場に下げ幅を広げる場面もあったが、売り一巡後
は下げ渋りました。日銀によるETF買いの観測や自律反発狙い
の買いが入ったとみられています。信用評価損益率は前日でマイナス
19%程度と底打ちのめどとなるマイナス20%に接近し、
下値も限られています。きょう予定されている独仏首脳会議への
期待感も出ており、財政規律と成長戦略のバランスをはかる方向
で何らかの合意ができるのか注目しています。
個別銘柄では、ソニーとパナソニックが高寄り後下げに転じました。
有機ELテレビ事業で提携交渉に入ったことが関係筋の話で明らかに
なり、買いが先行したものの、円高や外需減退を懸念した売りに
押されました。
新興株式市場では、東証マザーズ指数が連日の年初来安値更新。
追い証発生に伴う処分売りが下げを加速させたが、極端に売り込まれた
銘柄には自律反発狙いの買いも入っています。
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5月14日(月) 大引け
こんにちは、別府です。
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5月14日(月) 大引け (平均株価:8973.84 +20.53
TOPIX:756.68 -1.70)
14日東京株式市場で日経平均は4日ぶりに小反発となりました。
12日に発表された中国人民銀行(中央銀行)による預金準備率の
引き下げを受けて、ファナック、コマツなど中国関連株に買いが先行。
一時9000円を回復しましたが、上海総合指数が期待したほど上昇
せず、日経平均も次第に伸び悩む展開となりました。中国の景気減速
懸念は根が深く、利下げや財政政策など追加策が必要性を指摘する声も
出ています。
日本株は前週までの急ピッチの下落でPBRや騰落レシオなど売られ
過ぎのシグナルも多く、底堅さを示したものの、ギリシャやスペイン
などの欧州債務問題や為替動向などに不透明感があり、上値を積極的
に買い上がる動きは出ませんでした。
TOPIXはマイナス圏で終了し、東証1部売買代金は1兆円割れの
低水準でした。
東証1部騰落数は値上がり391銘柄に対し、値下がり1198
銘柄、変わらずが86銘柄。
実需の投資家が動かない中、指数は先物主導で上下しました。
ファナック、ファーストリテ、ソフトバンクなど指数寄与度の
高い銘柄を買う短期筋の売買もみられました。
東証1部の値下がり銘柄は1000銘柄を超え、為替は落ち着いて
いるものの、欧州不安が重しとなり上値が重い状況です。
15日のオランド(仏)・メルケル(独)首脳会談も控えて
様子見姿勢が強い模様です。主要企業の決算発表も一巡し
買い手がかりが不足しています。 総選挙後の政局混迷が続く
ギリシャでは、いまだに組閣できず再選挙の可能性が高く
なっています。状況次第ではギリシャのユーロ圏離脱に対する
不安が強くなりそうです。財政規律と成長戦略のバランスを
どう取るのか、独仏の連携を見極めたいとのムードもあり
そうです。
日本株は引き続き外部要因が重しだが、国内上場企業の
業績見通しは総じて堅調で、日経平均の予想PERは
13.5倍まで低下。割高感は薄れています。
きっかけがあれば見直し買いが入ってもおかしくない
水準です。
個別銘柄では、パナソニックが安寄り後に切り返し
ました。同社は11日、2013年3月期の連結当
期純損益(米国会計基準)が500億円の黒字になる
と発表しています。テレビ工場の減損処理や人員削減
など前期までに実施した構造改革の効果が営業利益を
押し上げました。また、オリエントコーポレーション
は急伸し、100円台を回復しました。11日に発表
した2013年3月期業績予想で、連結営業利益が
前期比6.4倍の215億円と大幅増益を見込んでいる
ことが好感されました。
新興株式市場では、東証マザーズ指数の弱さが目立ち、
同指数は連日の年初来安値更新。日経ジャスダック
平均は続落しました。ネット系銘柄を中心に個人の
換金売りが出ています。信用取引で追い証(追加担保の
差し入れ)が発生した投資家の処分売りもみられています。
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5月14日(月) 前引け
こんにちは、別府です。
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5月14日(月) 前引け (平均株価:8952.66 -0.65
TOPIX:755.79 -2.59)
14日前場の東京株式市場で日経平均は小幅続落しました。
東証1部騰落数は、値上がり437銘柄に対し、値下がり
1088銘柄、変わらずが148銘柄。
朝方は中国人民銀行(中央銀行)による預金準備率の
引き下げを受けて、ファナック、コマツなど中国関連株に
買いが先行しました。一時9000円を回復しましたが、
高寄りした上海総合指数が下げに転じると日経平均も
伸び悩みました。
日本株は前週までの急ピッチの下落でPBRや騰落レシオなど
で売られ過ぎのシグナルが多く、底堅さを示したものの、
欧州情勢や為替動向などに不透明感があり、上値を積極的に
買い上がる動きは出ませんでした。
ヘッジファンドによる小口のポジション調整売りが出て
おおり、15日のオランド(仏)・メルケル(独)首脳
会談も控えて様子見姿勢が強い模様です。
5月11日(金) 大引け
こんにちは、別府です。
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5月11日(金) 大引け (平均株価:8953.31 -56.34
TOPIX:758.38 -7.04)
11日東京株式市場で日経平均は3日続落。
終値で2月13日以来となる9000円割れとなりました。
値ごろ感や好業績株物色で前場は底堅く推移したものの、
中国経済指標の発表を警戒したアジア株安などを背景に
後場に軟化しました。国内リアルマネーの買いなどが
指摘された一方、ヘッジファンドによる先物への小口売り
が出ているといい、日本株は弱含みました。GLOBEX
(シカゴの24時間金融先物取引システム)の米株価指数
先物が軟調に推移し、今晩の米株安が警戒されています。
東証1部騰落数は値上がり198銘柄に対し、値下がり
1415銘柄、変わらずが58銘柄。
最近の軟調相場を受け日本株には値ごろ感が出てきており、
売られ過ぎた銘柄を拾う動きから序盤はプラス圏で推移
しました。
好業績を発表したソニーや日立製作所などが堅調に推移して
いたことも地合いの底堅さにつながりました。ただ、欧州の
政治リスクなどが払しょくされておらず、前場終盤に日経
平均は下げ転じ、前日に続き9000円を割り込みました。
中国国家統計局が発表した4月の消費者物価指数(CPI)
が前年比3.4%の上昇となり、前月の3.6%上昇から
伸びが鈍化。ただ事前予想(前年比3.3%上昇)並みに
とどまったことで、中国での緩和期待につながらなかった
模様です。
後場は序盤から日経平均が9000円を挟んで推移しました。
海外勢が不動産や金融、通信の売りを進めている一方で、
国内勢による内需関連株買いも観測されました。
トヨタ自動車やニコンなど好業績銘柄が堅調に推移するなど
個別株物色が強まっています。 引けにかけても安値圏で
もみあいました。
個別銘柄ではビックカメラとコジマが買われました。
ビックカメラがコジマを買収するとの国内メディアの
報道が手掛かり。コジマはビックカメラに約140億円の
第三者割当増資を実施することを決め、コジマ株50.06%
を取得する計画です。
日立製作所も買いが続きました。2013年3月期の
連結営業利益(米国会計基準)が前年比16.4%増の
4800億円になるとの見通しを10日に発表したこと
を好感。
情報・通信システムや建設機械、高機能材料などの事業が
堅調に推移するほか テレビなどのデジタルメディア・
民生機器や電力システムの収益改善が寄与しています。
新興株式市場も弱含みました。東証マザーズ指数は弱さ
が目立ち、同指数は5月9日の年初来安値354.96
ポイントを更新しました。中小型株は幕間つなぎとして
物色されていたが、国内企業決算の本格化に伴い、好業績
の大型株物色が強まっています。
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5月10日(木) 大引け
こんにちは、別府です。
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5月10日(木) 大引け (平均株価:9009.65 -35.41
TOPIX:765.42 -0.41)
10日東京株式市場で日経平均は小幅続落しました。
ギリシャを中心とした欧州情勢を巡る懸念を背景に売りが先行。
外為市場での円高進行も警戒され、日経平均は一時2月14日
以来約3カ月ぶりに9000円を割り込む場面がありました。
ただ心理的な節目の9000円割れでは押し目買いや自律反発
への期待感から下げ渋りました。前日に2013年3月期の
連結業績予想を発表したトヨタ自動車が堅調に推移したことも
下支え要因となりました。
大引けにかけては、あすのオプションSQ(特別清算指数)
算出をにらみ、9000円の攻防となりました。
東証1部騰落数は値上がり814銘柄に対し、値下がり
696銘柄、変わらずが161銘柄。
ユーロ圏の財政規律をめぐる不安や、米中の景気減速懸念を
背景に日本株への売り圧力が続いています。9000円割れ
の水準では値ごろ感などから押し目買いが入ったものの、
前引け後に中国税関当局が発表した4月の貿易統計が輸出
・輸入ともに予想を下回り、中国株が下げたことが重しとなり、
株価の戻りは鈍くなりました。あすのオプションSQ(特別清算指数)
算出をにらみ、9000円をにらんだ動きも出ているようです。
また、今晩のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の
講演で米景気や欧州債務不安に対する見方を確認したいとの
ムードもあり、大引けにかけて主要な投資家は様子見姿勢と
なりました。
株価の下支えとなったのは、トヨタ自動車の上昇でした。
同社は9日、2013年3月期の連結営業利益(米国会計基準)
が前年比2.8倍の1兆円になるとの見通しを発表しました。
アナリストの予測平均値を若干下回っているが、期初に保守的な
予想を出すことで知られている同社が強気予想を示し、市場に
安心感を与えました。
その他の銘柄では、ルネサスエレクトロニクスが急落し、
連日の上場来安値更新となりました。9日発表した2012
年3月期の連結純損益が626億円の赤字になったことが
嫌気されています。1月時点での会社側の予想は570億円の
赤字で、実績は予想よりも赤字幅が拡大しました。
東日本大震災、タイ洪水、欧州や中国を中心とした市況悪化などに
伴う売り上げ減が響いた模様です。13年3月期の連結業績予想
については非開示としています。
新興株式市場はしっかり。日経ジャスダック平均、東証マザーズ
指数ともに反発しました。東証1部市場でディー・エヌ・エー
(DeNA)などSNS関連銘柄が下げ止まったことが新興株に
安心感を与えています。また大型株のさえない値動きを受けて
幕間つなぎとして中小型株が選好されています。
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